ひろとカフェと

カフェやコーヒーやお菓子等、ひろが行って食べて良かった食べ物関連の情報を残しています。ほぼ毎日10時更新。

【鶴屋吉信】目の前で作ってくれる上生菓子を堪能〜あじさいきんとん編〜【東京/日本橋】

コレド室町3にある和菓子屋さん。
イートインのコーナーもあり、甘味も食べられますが、カウンター席はお抹茶と目の前で作ってくれる上生菓子を食べることができます。
1,430円。
4種類、月1、2回変わるようで、売っている上生菓子とは違う形のものです。
きんとん1種、こなし2種、もちっぽいので包むの1種でした。
基本的に味は年間通して変わらず(というか大抵同じ材料が使われる)だけど、見た目で季節を感じさせてくれて、いつ見ても飽きないのが和菓子の素敵なところ。

この日のラインナップはこちらの4つ。

右からあしさいきんとん、石竹(こなし)、落し文(こなし)、京むらさき(もち)でした。
今の時期にぴったりな紫陽花を頼みました。

きんとん製とは、餡玉を煉切(注1)や求肥(注2)で包み、そのまわりに網でこしてそぼろ状にした餡をつけた菓子をいいます。そぼろ餡が潰れないように、餡玉は手で持たず台の上に置き、箸でふんわりとつけていきます。切ると美しい断面が現れます。

株式会社 虎屋

折角なので動画を撮らせてもらいました。
youtu.be
目の前で餡をこすところからスタート。
今回のは特に煉切や牛皮で包んでいる雰囲気はなさそうでしたし、餡玉を手で持ってつけてました。
琥珀羹もキラキラで綺麗でした。
動画の時間の都合上実際にあんや琥珀羹はもっとたっぷりつけてくれました!
(あと他の方との同時進行だったので2個作る様子を見られました。

かわいい(*´꒳`*)
色合いと柔らかい雰囲気で紫陽花と伝わるのは凄いですよね。
しっかり甘めで時々くる琥珀羹がいい感じ。

持ち帰りできる上生菓子にも紫陽花を模した「彩夏」がありますが、そちらとは雰囲気が全然違うのが面白いです。
でもどちらもちゃんと紫陽花とわかるし、どちらも素敵なのです。

お抹茶は温冷選べたので冷たいのにしました。

上生菓子はしっかり甘いので、お抹茶の苦味と凄く良く合う。
家だとコーヒーと和菓子の組み合わせが多いけど、やっぱり和菓子にはお抹茶だなぁと。

食後には温かい京番茶も出てきます。

とてもスモーキーな香り。
京番茶を飲むことで、まるで昔にタイムスリップしてしまっていた自分を現代へ戻してくれるような、そんな感覚になりました。

因みにもっと食べたい時は1個440円で追加も可能です。
(売っている上生菓子と税率が違うだけ)
もう1つはまた別記事にて。
hirocafe.hateblo.jp

★店舗情報★
鶴屋吉信 TOKYO MISE
東京都中央区日本橋室町 一丁目5番5号 COREDO3 室町1階
・ショップ 10:00~21:00
※6/1~当面の間 11:00~18:00
・茶房・菓遊茶屋 10:30~20:00(ラストオーダー19:30)
※6/1~当面の間 喫茶12:00~18:00(L.O17:30)菓遊茶屋12:00~17:00
茶房28席 /  菓遊茶屋7席(予約不要・不可)
※上生菓子の実演は菓遊茶屋の方です。
定休日:元日、5月 第4日曜日(予定)
※最新の営業情報はHPをご参照ください。
www.tsuruyayoshinobu.jp